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小学校卒業おめでとう!中学での勉強どうする?

執筆者の写真: Maimi YoshikawaMaimi Yoshikawa

うちの子も含め、私が学習教室でお預かりしていた6年生が卒業となりました。

小学生までの教室なので、毎年この先のことが気になりながらも送り出しています。


すると、多くの保護者の方から、中学生になるにあたって今後塾をどうすればいいか、さっそく塾に入った、などのお話をお聞きします。


中学校では勉強が大変だから塾へ…という、ざっくりとした考えや、周りのみんな塾に行き始めたから、などの理由で塾を決める方が多いように思います。ちょっとここで立ち止まって、中学での勉強についてや、塾に行くということについて、少し考えてみませんか。


先日も卒業生にお話ししたのですが、中学での勉強どうする?ということです。


勉強するということは、単純に言えば「解けない問題を解けるようにすること」なのです。そして、その目標は、中学生なら近いところでは定期テストで良い結果を出すこと、そして、最終的には高校受験で行きたい学校に合格することでしょう。


今、中学で勉強頑張ろう!という決意を新たにしている卒業生に、では、具体的に一日どれくらい勉強する?いつ勉強する?と問いかけました。時間などは人それぞれですが、毎日自主的に学習時間を取れるか、これは今後の成果につながるとても大切なことです。無理なくできる時間帯など具体的に考え、実行するのです。

日々の学習内容は、その日に学校で学習した内容のチェック、そして練習問題や、復習までできれば言うことなしです。


そして、次に勉強の目安となるのは、定期テストです。テスト範囲が公表されたら、やるべきことを書き出し、テストまでの日数を逆算して計画を立てます。日々の学習を継続していれば、苦手なところや学習に時間がかかりそうなところにめどが立ちます。自分のやるべきことが見えているからこそ、効率の良い戦略が立てられるのです。そのためにも、少しでもいいので、日々の勉強がとても大切なのです。


日々の学習と、定期テスト、この二本柱を軸に、1年生、2年生と勉強を継続できれば、学校での成績は満足のいくものになるはずです。


では、塾の話に戻ります。塾へ行く目的は、やはりテストで結果を出すため、そして志望校への合格ではないでしょうか。塾ではわかりやすい授業、最適なテスト対策、受験対策を行ってくれるでしょう。しかし、先ほどの二本柱を、自分で継続できるなら、もはや塾には行く必要ないのです。逆に自分は学習が継続できないと思うなら、塾へ行くのが良いと言えます。


ただし、私が学習効果が一番高いと思うのは、塾で最高の授業を受けることでも、よく考えられた対策問題を解くことでもなく、「自ら学習すること」だと思うのです。塾へ行っても上の空ではいけませんし、人からやらされていやいや机に向かっても、集中力は高まらないものです。


まずは、中学校での目標や、なりたい自分の姿というものを思い描き、そのために何をやるべきなのか。そういう具体的なことを考えたり、話し合ったりすることが、塾に行くべきか、いつから行くのかという問いの答えになるのです。


これは、中学での、というだけでなくどんな場面でも共通する学習についてのお話です。自分はどうなりたいのか、そのために何をできるようにならなければいけないのか、どういう方法があって、どのくらい時間がかかるのか。具体的には、日々何をやるのか。

大げさに聞こえるかもしれませんが、このように考えて実行することは、この先の人生を導くために必要な力となるのです。


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